このページの更新も今年は来週で終わります。もう22日ですからね。臨時国会も終わり、今度の国会何の国会だったんだろうと思います。統一協会の救済法だけで終わって、細田、安倍などの国会議員のつながりも未解決のまま、円安問題も審議されず、一番大事な、国防についても、敵基地攻撃能力を認めるなどの審議もされず、防衛費を2％に増やすだけが与党内で話され、国会ではぜんぜん審議もなく、閣議でそんな重要なことが決まるなら、国会などいらないではないか、内閣の独裁政治の始まりかなんて不安に思います。前々政権の時から、なんでも閣議で決めていたら、本当におかしくなりました。2％にしてどんな軍備を買うなど説明もないまますすめっていたら、本当に恐いです。トマホークを買うなんて言っていますが、トランプに無理矢理買わされた武器の代金もかなりあると思います。イージス・アシュアの違約金なんてぜんぜん発表されていないですから。なぜ私が一番最初からこんな話をするかというと、今封切りになっている映画に「ラゲールより愛を込めて」というシベリア抑留を話題にした映画がありますが、その映画はスパイのぬれ衣を着せられ、抑留された話のようですが、実話ですが、スパイで、抑留させられて１年半で帰って来たのが、私の義父でした。実は私も義父がスパイなど知りませんでした。知ったのは、義母がなくなったとき、日本の医学の進歩のことを話した中で、学生時代731部隊を調べた事があると父の前で話したとき、何で731部隊知っているんだ、と父がびっくりしたように言い、これは義母との約束で、中野学校を出たことは誰にも言ったらあかんで、と言われ、私達に初めて話してくれました。中野学校はスパイ養成所で、大学を出ていない父なんかは、外国語の授業もあり、その授業は免除され、鉄砲の解体や鍵の開け方などを勉強していたようですが、学生のほとんどは大卒だったそうです。１年で卒業したそうですが、ほとんどうつ病などにかかり、まともに卒業した人は少なく、卒業後はすぐ終戦だったので、長くはなかったが、民間人として朝鮮で暮らし、７３１部隊で作った、ボツリヌス菌などをまかせられたり、チフス菌をダムに流したり、仁川の橋の爆破などをしていたようですが、終戦で逃亡中、ロシア軍に捕まり、ロシアのビイスクにある収容所で収容されたそうで、主な仕事は伐採で、御飯は固いパン一枚と何も入らないスープ。地下壕を掘って寝ていたようで、地上では寒くって寝られなかったそうです。死刑台には３回上ったそうで、村民とのトラブルで責任をとらされたり、それが誤解である事がわかり解決されたりしてその場は逃れたそうです。こいつは反共教育などをしてもダメだということがわかり早く釈放されたと父は言っていましたが、日本に帰国したときは母の１回忌の法事の時で、死んだことになっていたそうです。墓もあったそうです。私がいつも病院でよく話して人も、潜水艦に乗っていた人も、「戦争の時はわしらは消耗品と一緒だったんですよ。国籍は剥奪されていた」と話されていました。私の友人のお父さんもシベリアで、肺をなくしたと言っていました。
こんな時だからこそ、戦争であったことを知っていただきたくて、記載しました。その父も昨年９９歳で亡くなりました。この映画は見せてあげたかったです。よく父は「平和っていいな、自由っていいなと」よく言っていました。私には商売していたら政治には興味を持つなと。
江戸時代はスパイと言えば忍者。私の母方の鳥取博物館に所蔵していただいている家譜の中に
「安永六年酉八月二十二日、御目付役仰せ付けられ、これにより御忍三人御預けなされ、御合力銀仕人並の通り遣わされ、御礼席順席仰せ付けられ旨、仰せ渡され候」解読文に直していますが、左の原本のように、くずし文字で書かれていました。藩にも忍者がいたようです。ある役職以上になると藩から派遣されていたようです。忍者がいたという証拠がこんなところにあるのには驚きでした。
すごい写真が撮れました。今までのカメラでは、雪なんて撮れませんでしたが、ｉＰｈｏｎｅだと、雪が降っているところが撮れ、すごいなと思いました。
